年の初めのご挨拶として、今ではすっかりお馴染みの「お年玉付き年賀はがき」。 この「お年玉付き年賀はがき」の販売が始まったのは、昭和24年(終戦から4年後)でした。 考案したのは、なんと一般の方!
案が採用されるまで何年もかかったそうですが、自ら見本のはがきや宣伝用のポスターまで作り、郵政省に持ち込み、更には具体的な景品の案まで考えてプレゼンを行ったそうです。
記念すべき第1回の賞品は、特等から六等まで7種類。六等は記念切手シートと現代と変わりないようですが、特等は「高級ミシン」。当時の価格で2万円程度と言われています。 銀行員の初任給が3千円という時代ですから、かなり高価な商品であったことがうかがえます。
お年玉付き年賀はがきの賞品と言えば一昔前は5等までありましたが、ここ数年は3等まで。(2017年11月現在)
賞品の引き替えには期限がありますのでお忘れなく!